日ごろの努力が結実。力比べの競技で全国2位

 

 

10月1日、青森県パワーリフティング協会の太田勇吉会長と秋山継徳選手が市長室を訪れ、秋山選手が『第70回紀の国わかやま国体』の公開競技パワーリフティング120kg級で準優勝したことを種市市長に報告しました。

 

パワーリフティング競技は、スクワット[注1]、ベンチプレス[注2]およびデッドリフト[注3]の3種目で構成され、バーベルを使い持ち上げた重量の合計を競うスポーツ。「立つ」「押す」「引く」の力比べを競技にしたものです。同競技が公開競技となって初めての国体に120kg級青森県代表として出場した秋山選手は、スクワット250kg、ベンチプレス165kg、デッドリフト260kgの合計675kgを持ち上げ準優勝。種市市長に競技の説明をしながら大会の様子を伝えました。高校生の頃から同競技に取り組んでいる秋山選手は、現在も三沢市役所に勤務しながら夜間や休日に自宅で練習。コツコツと努力を積み上げ記録を伸ばしてきました。太田会長は「将来性のある選手が立派な成績を残して嬉しい。皆の励みになる」と喜び祝福。種市市長は秋山選手の努力を讃えつつ「ぜひ、来年の国体は優勝を目指して欲しい」と今後の活躍に期待を込めていました。

同大会の優勝者が出した記録は日本記録となる748kg。秋山選手は「1位と差があって悔しい。次に勝つことを考え続けている」と語り、次の試合に向けて闘志を燃やしていました。

 

[注1]スクワット:バーベルを肩に担ぎ、しゃがんでから立ち上がる種目

[注2]ベンチプレス:ベンチ台に仰向けになり、胸の上におろしたバーベルを押し上げる種目

[注3]デッドリフト:床に置かれたバーベルを、足と背中が伸び切るまで引き上げる種目