全日本女子バスケチームを率いてリオオリンピック出場

 

10月30日、全日本バスケットボール女子チームのヘッドコーチを務める内海知秀氏が市長室を訪れ、来年開催されるリオデジャネイロオリンピックに同チームが出場することを種市市長に報告しました。

 

 全日本バスケットボール女子チームを率いる内海ヘッドコーチは三沢市出身。小学校5年生までを浜三沢地区で過ごしました。中学から社会人までバスケットボール選手として輝かしい記録を残し日本代表選手として活躍した同コーチは、2003年から2008年、2011年から現在に至るまで女子日本代表チームのヘッドコーチを務め、2004年にはチームをアテネオリンピック出場に導いています。今年、中国武漢で開催されたオリンピックアジア予選を兼ねるアジア選手権で優勝を収め、自身2度目(日本代表チームとしては4度目)のオリンピック出場を決めました。内海氏は、「チーム初となるアジア選手権の連覇を果すとともにオリンピック出場権を取れた。日本バスケットボール界にとっても明るい話題になったと思う」と報告。世界の精鋭12チームで競うオリンピックにアジア王者として出場できる喜びを語りました。種市市長は、「全日本を率いてオリンピック出場ということで、郷土としても誇り高い。これからチームの活躍をPRしていきたい」と祝福するともに支援を約束。また、トップレベルで活躍する内海氏の知見やネットワークを頼りに、市が誘致を目指す東京オリンピック事前合宿などに対する協力を依頼しました。 現在はリーグ戦の視察など多忙な日々を過ごしている内海氏。世界のバスケットボールが進歩するなか、日本も切り替えの早さやスピード、プレーの正確性といった特徴を出してメダルを目指していきたいと抱負を述べました。

最後に、世界を知る内海氏が三沢の子どもたちにメッセージ。「バスケに限らず日の丸をつけた選手たちには地方出身の選手も多い。彼らは夢を持ち、夢の実現に向けて1つ1つ目標を立てて進んでいる。今の日本代表選手にとってもオリンピックは夢だった。夢の実現のため、目標を立てチャレンジしクリアした。三沢の子どもたちみんなにもチャンスがある。努力をすれば日本代表にもなれると思って頑張って欲しい」と語っていました。