日米連携で事故被害を最小限に

 2月23日、三沢漁港周辺において、日米ガイドライン実動訓練が行われました。

 これは、米軍航空機の基地外での事故を想定した訓練で、米軍、青森県警警、市消防本部、その他市の関係部署から約120名が参加し、米軍機事故対応ガイドラインに基づいて行われたものです。

 訓練では米軍のUH60ヘリが異常をきたして緊急着陸、搭乗員の脱出後に爆発炎上したという想定に基づき、事故機に見立てた車両の周囲で日米の消防隊が救助・消火活動を行いました。また、現場への立ち入り規制や交通整理なども県警と米軍憲兵隊によって協力して行われました。

 訓練終了後、米軍三沢基地のクリストファー・ホースマン消防長は、「米軍と日本の消防隊員の活動に感銘を受けた。万が一事故が 起こった場合も協力して被害を最小限にとどめたい」と話しました。