昭和51年から市の統計調査で活躍した功績が認められ受章

 

 

 

11月24日、11月3日付けで平成27年秋の叙勲において瑞宝単光章を受章した髙田和枝さんが市長室を訪れ、種市市長に受章を報告しました。

髙田さんの今回の受章は、昭和51年から現在に至るまで、継続して市の統計調査に尽力されたことが評価されたものです。

髙田さんが行った統計調査は、国勢調査をはじめとして、商業統計調査や経済センサスなど、その種類も多岐にわたり、これまでの39年間で大小91回もの調査に携わってきました。

この受章について、種市市長からは「近年は調査が複雑になり、大変だと聞いている。受章は、毎日、毎年の調査を繰り返した何十年もの汗の結晶です。この活動が統計となって市を支えています」と髙田さんのこれまでの協力に深く感謝しました。

髙田さんは、受章の感想を「驚いた。自分が受章してよいのかと思った。光栄で感動している」と述べました。また、「今後は、頭と脚が元気なうちは続けたい。嬉しかったのは、人と人の触れ合いのなかで、自分が知らない社会を見て、学ぶことができたこと」と笑顔で語りました。

一方、調査の難しいところは、「不在の世帯へ何度も訪問するなど、根気がないと続けられないこと」と語りました。

調査中には、高齢者と積極的に会話をするなど、地域とのコミュニケーションを大事にしている髙田さん。その活動には、数字には表れない、地域への貢献がありました。

 

 

瑞宝単光章
日本の勲章の一つで、瑞宝章6つのなかの1つ。国及び地方公共団体の公共的な業務に、長年にわたり従事して功労を積み重ね、成績を挙げた者を表彰する場合に授与される。