青森・三沢の魅力を音楽の力で世界に発信

 

 

12月3日、三沢在住のシンガーソングライターmomoさんと夫でプロドラマーの長堀晶さんが市長室を訪れ、11月16日に”音楽の殿堂”と言われるアメリカ・ニューヨークにあるカーネギーホールの舞台に出演した様子を種市市長に報告しました。

 

プロのシンガーとして東京で活動後、地元・三沢から全国的な活躍を続けるmomoさんと長堀晶さんに、カーネギーホール出演の依頼が届いたのは昨年のこと。本来であれば、今年の1月26日に出演する予定でしたが、当日、ニューヨークは史上最大規模の寒波に襲われ公演は延期となってしまいました。仕切り直しとなった今回の出演に向け、momoさんと長堀さんは出演までの期間を生かして魅力的なステージにするための準備に着手。長堀さんはペルー発祥の木製打楽器『CAJON(カホン)』を世界で初めて青森ヒバで製作、momoさんは体幹トレーニングなど体づくりから始め歌い方などすべてを見直したとのことです。周到な準備をして迎えた本番は、とても楽しく歌えたと語るmomoさん。観客から大きな喝采を受けたことで世界を舞台に活躍する手ごたえを感じたようでした。また、木の特性から通常のCAJONに比べ柔らかい音が出た青森ヒバ製『CAJON』に対しては、現地の音楽関係者から素材などについて質問されるなど高い関心を集めたとのことです。

青森・三沢の資源や素晴らしさを、音楽で世界に発信した二人。momoさんは「ニューヨークで毎年ライブすることが目標になった」、長堀さんは「青森ヒバ製CAJONの工房を三沢に作り、そこから世界に広めていきたい」とこれからの夢や目標を語っていました。