平成28年三沢市議会第1回定例会において所信を述べた概要です。

 本日ここに平成28年三沢市議会第1回定例会が開催されるにあたり、各議案の御説明に先立ち、私の市政運営に関する基本姿勢とその所信を申し上げ、議員各位をはじめ市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。
 私は、昨年の市長選挙で市民の皆様の御理解と御支援を賜り、3期目の市政運営を託されました。
 1期目の市長就任以来、「協働」と「市民参画」をキーワードに「人とまち みんなで創る 国際文化都市」を具現化するために取り組んでおります「三沢市総合振興計画」も残すところ2年余となり、計画を仕上げることにより市民の皆様の負託に応えてまいりたいと考えております。
 どうか市民の皆様並びに議員各位におかれましては、引き続き市政運営に御支援と御協力を賜りたいと存じます。

 

三沢市一般会計予算概要

 それでは、議案第1号平成28年度三沢市一般会計予算について、その概要を御説明申し上げます。
 平成28年度の当初予算編成に当たりましては、まちづくりの基本理念であります「人とまち みんなで創る 国際文化都市」の実現に向けて「三沢市総合振興計画後期基本計画」の「まちづくりの6つの基本方針」に基づく施策を推進し、また、平成28年度より実施する「まち・ひと・しごと創生総合戦略」も見据えながら、予算編成をしたところであります。
 その結果、平成28年度三沢市一般会計当初予算は、歳入歳出とも238億8,400万円となり、前年度当初予算と比較して3,700万円、率にして0.2パーセントの減といたしたところであります。
 

 次に、主要施策における主な予算措置について御説明申し上げます。

 

1.健康で助け合うまちづくり

 第1に「健康で助け合うまちづくり」についてであります。
 高齢者が生きがいを持って社会参加ができるよう高齢者の生活指導等のためのデイセンター運営費等に所要の予算を措置したほか、障害者福祉サービス給付費等に所要の予算を措置いたしました。
 また、次代の担い手である子どもを安心して生み育てる環境をつくっていくことが求められていることから、妊婦委託健康診査の無料診査事業や母子集団健康診査事業を継続し、子ども医療費給付事業等の各種医療費給付事業に所要の予算を措置いたしました。
 なお、地産地消でわんぱく家族米支給事業につきましては、28年度からは、ひとり親家庭まで支給対象を広げ、所要の予算を措置いたしました。
 さらに、子育て世代が安心して就業でき、女性の活躍を促進させるための子育て支援として、延長保育促進事業費補助金等に所要の予算を措置したほか、(仮称)子ども館の整備につきましては実施設計に要する経費を予算措置いたしました。
 市民の健康づくりの推進では、各種ワクチン接種費用の助成事業や各種がん検診についても引き続き所要の予算を措置し、40歳からの生活習慣病予防事業として、PET-CT健診にかかる費用の一部助成などの予算を措置いたしました。

 

 

2.環境と共生し安心できるまちづくり

 

 第2に「環境と共生し安心できるまちづくりについて」であります。
 犯罪のないまちづくりは市民みんなの願いであり、安全にかつ安心して生活できるように、防犯カメラ設置事業に引き続き所要の予算を措置いたしました。
 防災対策につきましては、自主防災組織等の運営や資機材の整備に要する経費、災害に強いまちづくり市民提案事業への補助金を予算措置いたしました。
 また、清掃センターの焼却施設の老朽化に伴い、平成28年度と29年度に生活環境影響調査を行う計画であることから所要の予算を措置いたしました。
 消防費につきましては、消防指令事務協議会運営費負担金について引き続き所要の予算を措置したほか、消防自動車の整備等に所要の予算を措置したところであります。

 

3.豊かな心と体を育むまちづくり

 

 第3に「豊かな心と体を育むまちづくり」についてであります。
 新規事業として、ウェナッチバレー短期大学へ高校生を派遣する経費を予算措置いたしました。また、青森県と共同開催するグローバル人財養成セミナー事業を継続し、姉妹都市委員会等への補助金、イングリッシュキャンプ等にも所要の予算を措置いたしました。
 また、学校施設の環境改善を図るための予算を措置したほか、教育用パソコンの更新に要する経費を予算措置いたしました。
 スポーツの振興につきましては、各種大会選手派遣費や大会運営費補助金等に引き続き所要の予算を措置したほか、(仮称)国際交流スポーツセンターの整備につきましても、引き続き建設工事等に所要の予算を措置いたしました。

 

4.働き暮らせるまちづくり 

 第4は「働き暮らせるまちづくり」についてであります。
 農業では、次世代育成振興として新規就農者の就農後の所得を確保する青年就農給付金等のほか、県営みさわ地区集落基盤整備事業等への負担金等に所要の予算を措置いたしました。
 漁業では、漁港の衛生管理に対応した施設整備等に所要の予算を措置いたしました。
 また、新たな産業導入と雇用創出を図るため、立地促進奨励金や雇用促進奨励金等について所要の予算を措置したほか、航空機関連産業の企業集積等につきましても引き続きその推進を図ってまいります。
 商工業では、住宅や空き店舗のリフォーム、空き家取り壊し等への補助金を予算措置したほか、中小企業対策として融資保証料補給金等に引き続き所要の予算を措置いたしました。
 また、アーケード改修事業として、市内一方通行のアーケードに設置しております老朽化した照明器具の撤去と代替器具の設置に要する経費を予算措置いたしました。
 観光事業では、観光客誘致対策事業や地産販売促進のため特産品開発促進と販路拡大に対する補助金に引き続き所要の予算を措置したところであります。

 

5.生活に便利なまちづくり

 

 第5は「生活に便利なまちづくり」についてであります。
 当市の空の玄関であります三沢空港については、利用促進事業等に引き続き所要の予算を措置いたしました。
 移住・定住対策費につきましては、三沢市の定住促進に向け、人口の流出や減少を抑制しつつ、移住を促すために要する経費を予算措置いたしました。
 市道整備につきましては、道路新設改良等、多くの継続事業の進捗を図るため所要の予算を措置いたしました。
 また、三沢駅前広場整備事業として、用地の取得などに要する経費を予算措置いたしました。

 

6.健全で開かれたまちづくり

 

 第6は「健全で開かれたまちづくり」についてであります。
 市民と行政が協働関係を築き市民主体のまちづくりを推進するため、協働のまちづくり市民提案事業やハートフル補償制度、市民活動団体の育成や地域作り活動の支援に引き続き所要の予算を措置いたしました。
 また、インターネットを活用した市政モニター制度の運用と市民の意識やニーズを把握するアンケート調査に要する経費を予算措置いたしました。

 

歳入の主なるもの

 次に、歳入の主なものについて御説明申し上げます。
 まず、市税につきましては、個人及び法人市民税、固定資産税等の増収見込みにより、前年度比4.5%増の43億2,570万6千円といたしました。
 国有提供施設等所在市町村助成交付金につきましては、前年度の交付実績によりまして前年度比1.4%の増といたしました。
 地方交付税につきましては、前年度の交付実績及び国の地方財政対策の伸び率を勘案し、前年度比1.6%の減といたしました。
 国庫支出金につきましては、「(仮称)国際交流スポーツセンター整備事業費補助金」の増などにより、前年度比3.6%の増といたしました。
 県支出金につきましては、青森県知事選挙執行経費委託金の減などにより、前年度比5.9%の減といたしました。
 繰入金につきましては、「減債基金繰入金」や「公共施設等整備基金繰入金」等が減となったことにより、前年度比25.3%の減といたしました。
 市債につきましては、消防通信指令施設等整備事業債の減などにより、前年度比7.3%の減となったところであります。


 以上が平成28年度三沢市一般会計予算の概要であり、市政運営に対する所信の一端を申し上げました。