三沢市にも津波が!

 3月11日、午後2時45分頃、三陸沖で大地震が発生し、三沢市でも震度4を記録しました。

 今回の地震は、揺れている時間が長く、横揺れがかなりの時間続きました。

 市内の数カ所で水道管が破裂し、修復工事が開始されていました。

 その後、津波警報が発令され、4時半頃に津波が三沢市に到着する恐れがあることがわかりました。

 津波の第一波は午後4時前に到着した模様で、既に四川目の堤防を超えた水の後がありました。

 その後、テレビでは仙台空港が津波に襲われた映像が流れ、今後、午後7時30分頃に10メートル以上の津波がやってくると放送されていました。

 しかし実際にはそれより早く、午後4時50分頃、八戸市の漁港が壊滅的な被害にあったライブ映像が流れ、三沢市には午後4時55分頃、八戸を襲った大きな津波(左写真)がやってきました。

 四川目の堤防を越えた津波は川を逆流し、国道338号線を超え、更に流れて行くのが見えました。

 津波が落ち着いた午後5時45分頃、車内テレビのライブ映像で最新情報に注意を払いながら漁港へと向うと、そこは全てが水浸しになっていました。

 近くに寄ることはできず、被害の詳細は分かりませんでしたが、今までにない規模の被害が起きていることだけは分かりました。

 市内には避難場所として小中学校が指定され、そこへ食料と飲み物が運ばれました。

 電気はまだ通っていないため、避難所ではロウソクでの生活になっています。

 暖房もあまり期待できないので、皆さん寒くないような服装で避難しましょう。