みんなで感じる寺山修司

 4月23日から寺山修司記念館にて春のフェスティバルが開催されました。

 5月5日まで行われるこのフェスティバルでは、舞踏家福士正一氏のダンスや岡三沢神楽の公演、写真家森山大道氏の講演会などの様々なイベントが行われるほか、記念館の外の「寺山修司遊びの劇場」にはムシムシコロコロやモクウェイ、つみきドミノなどの様々な遊具が設置され、屋台飲食コーナーも設けられました。

 この日は無料開放の日ということもあってか、多くの家族連れが訪れていました。子どもたちは、最初は独特な遊具に戸惑っている様子でしたが、すぐに遊び方に慣れて次第に熱中し、自分たちで新たな遊び方を考えていました。

 また記念館内には寺山修司の作品のほかに、寺山と親交のあった森山氏が1970年代の三沢を撮った写真が展示されていて、多くの方が足を止め、感慨深そうに眺めていました。 

 来て、見て、感じ、体験し、大人から子どもまでたくさんの人が、楽しみながら「寺山修司の世界」に触れることができたのではないでしょうか。