三沢の新たな可能性

市長及び知事と握手をする八尋産業の代表 4月25日、三沢市役所で八尋産業と青森県及、三沢市市と間で工場立地基本協定の調印式が行われました。

 これは、野菜や果物を使用した製品を生産する(株)八尋産業が三川目工業団地に進出することに伴って行われたもので、大根、ニンジン、ナガイモ、ゴボウなどを原料にした乾燥・粉末製品を生産するための工場を今年10月までに完成させる見込みとのことです。

 調印式で大矢社長は「青森は資源王国であり、原料の安定確保が可能」と進出の理由を語り、休耕地に大麦若葉を転作作物として普及させたいとの意欲を見せました。これを受け種市市長は「三沢の人材が、必ず企業発展に貢献するでしょう」と話しました。 

 また協定調印後、同社の製品の試食も行われ、みかんや柿・りんごなどのドライフルーツを食べた市長は「甘味が損なわれておらずとてもおいしい」と好印象を受けた様子でした。

 県と市と企業が共に協力しあって発展していければいいですね。