消費者の味方、役目を終え解散へ

 5月11日、三沢消費者の会の玉川会長らが市長室を訪れ、会の解散報告をした後、義援金を手渡しました。

 三沢消費者の会は、31年前に県の要請で各市町村に作られた流れを受けて三沢市でも市民の方を中心に結成し、オイルショックなど常に変動する経済社会の中で消費者が安定した経済活動を行えるよう、今日に至るまで様々な活動を行ってきたものです。しかし、現在はレジ袋削減のためのマイバックも浸透し、リサイクルの推進、悪質商法の減少、相談窓口も大分認識されるようになり、消費者も勉強して自立したと感じるに至ったことから、会としての役割は終了したものとして4月26日の総会をもって解散することになったとのことです。

 会の繰越金4万3,004円を義援金として種市市長に手渡した玉川会長はじめ副会長ら会の皆さんは、「活動の分野はリサイクルから年金、高齢者のためのライフプランなど多岐に渡り、それぞれに対して消費者が生活していくうえで安全・安心・安価・安定が得られるよう、会員自らが勉強して取り組んできた。様々な分野について、表面だけではなく、成り立ちなど深い部分まで勉強してきたことは、今考えても感慨深い。会員が家族のようにまとまって、高齢者の居場所の一つにもなり、楽しく活動してきたことも大きな思い出。これからは、今まで勉強して得た知識を他のサークル活動などに活かしていきたい」と今までを振り返りながら話しました。

 長い間、消費者のために本当にありがとうございました。

これからも地域のアドバイザーとして、ご活躍を期待しています。