住んでよかったと言えるまちづくりのために

 5月17日、千代田町コミュニティ集会施設において、「市長と語ろう住民懇談会」が開催されました。 

これは、三沢を活性化し、住んでよかったと言えるまちにするために、地域の課題や将来像について広く意見を求め、地域に住む皆さんと行政が何をすべきかを考えるものです。第1回となる今回は、東古間木地区、7町内会から会長を含めて約40名の参加者が集まり、種市市長と直に地域活性化のための意見や質問を交わしました。

 市長は冒頭で「市政の主役は市民の皆さん」と断言し、「これからは、地域の皆さんと行政が一緒になった協働のまちづくりが必要。今日は同じ目線で話し合い、多くの意見を聞いて今後の市政に反映させたい」とあいさつしました。

 地域活性化のための様々な提案や質問があげられましたが、中でもアメリカ村の現状と今後の計画、雇用の拡大については質問や意見が相次ぎ、関心の高さを感じさせ、市長はこれらの質問や提案に対して、丁寧に現在の考えやこれからの方針を示しました。

 また、千代田町の山本さんからは、「これからは、行政に要望するだけではなく、市民も何が出来るかを考えるべき。設備等の用意を行政が、維持管理・運用を町内会がするなどお互いに負担しようという発想が必要。その場合には、行政から積極的に支援をしてもらいたい」との意見がありました。

 これに対して市長は、まさに同じ想いとしながら「どこまで行政がやるべきか、これからさらに膝を交えて話し合っていかなければならない」と応えました。

 今回の懇談会の内容は、今後のまちづくりのための財産として検討されます。貴重な質問やご意見をありがとうございました。