市民と共に 

市民提案の内容について説明する山本会長 6月20日、ミス・ビードルフライト実行委員会の山本昭三会長が三沢市役所を訪れ、ミス・ビードル号をデザインした原動機付き自転車などのナンバープレートを作製することを提案しました。

 これは同委員会がミス・ビードル号の太平洋無着陸横断80周年記念事業の一環として、市民にアイデアを募集し、応募されたものの一つで、提案書とともに4種類のデザイン案が種市市長に手渡されました。デザインは三沢市とウェナッチ市を結ぶ太平洋の地図を基調とした2種類と、ビードル号の機体を全面に打ち出したものの2種類です。

 現在は具体化に向けてデザインの検討を進めているとのことですが、実現すれば青森県では初の試みとなります。また同じく今回提案された記念切手の発行についても、郵便局と発行に向けて協議を行っているとのことです。

 今回の提案に関して山本会長から「世界中を探してもこのような偉業は他にはない。ぜひ提案事業を実現させて盛り上げていただきたい」と要請すると、種市市長は「三沢のイメージを広げることのできるいいアイデアだ」と話しました。

 ミス・ビードル号がデザインされた切手がはがきにのって全国各地へ飛び立ち、ミス・ビードル号のナンバープレートが道路を駆け巡る。そうして市民の皆さんのアイデアにのってミス・ビードル号の偉業が多くの方々の心に届くといいですね。