全国に三沢商業高校の名を轟かす 

8月29日、県立三沢商業高等学校のITA(情報技術取得)部とワープロ部の部員らが市長応接室を訪れ、それぞれの全国大会で収めた成績を種市市長に報告しました。

 

ITA部は、千葉県で行われた全国高校情報処理競技大会において、青森県内の高校としては過去最高となる団体準優勝を果たしました。この競技はパソコンを使わずにコンピュータの知識やアルゴリズムといったプログラムに関する問題を筆記で答えていくもので、非常に難解な競技。青森県にとっても上位入賞は初めて。出場者4人のうち3人は個人でも入賞を果たし、応用情報処理といった高度な資格も取得しているとのことです。

顧問の田中教諭は「このメンバーは部活が好きで、そこまでしなくてもというほど日々努力している。力を出し切り、なるべくして得た結果」と誇らしくメンバーを紹介しました。

 

ワープロ部は毎年全国で優秀な成績を残していますが、今年も選手が普段の力以上の活躍で全国高等学校ワープロ競技大会における団体4位の成績を残したものです。競技は10分間で約2000字の原稿をどれだけ早く正確に入力できるかを競うもの。3位とは僅差で惜しくも敗れたものの、メンバー5人から3人が個人でも入賞を果たしました。

 

報告を受けた種市市長は「競技の内容を聞き、その難しさと改めて入賞のすごさに驚きました。おめでとうございます」と全国に三沢商業高校の名を轟かせたメンバーの努力と栄誉を称えました。