「働くこと」への意識の変化

8月24日から26日までの3日間、県立三沢商業高校の2学年生徒197人が、市内外にある70の事業者で就業体験を行いました。
この体験は同校で毎年続けられ今回で12回目。ショッピングセンターやスーパーなどの小売店から幼稚園、病院、自衛隊など、多様な職業を体験する最も大きな目的は、生徒が実体験を通して「働く」という意義を掴むこと。


広報広聴課でも横濱めぐみさんと工藤夕実さんの2人が「仮想広報みさわ」の1ページを作成するために取材から記事作成、校正といった一連の作業を体験。腕章を身に着け、初めて使う一眼レフカメラと手帳を持った2人の高校生記者が市内を駆け回りました。

取材では話が続かずコミュニケーション能力の大切さを感じ、動き回る子どもたちの撮影に苦労した2人ですが、記事を作り上げた後の表情は達成感に満ちていました。
 学校に戻った生徒たちは、互いの体験を報告し合い、共通点あるいは相違点を見つけ、さらに他の職業を追体験したとのことです。進路の参考にする者、学生であることを実感する者など受け取り方は三者三様ですが、共通して漠然としていた「働く」ということへの意識の変化があったようです。

若人たちは、この体験でより具体的になった将来の夢に向かって歩き出していくことでしょう。

 

 

広報広聴課で就業体験した高校生記者2人の「仮想広報みさわ」はこちら

 横濱めぐみさんの記事 [538KB pdfファイル] (中央保育所で就業体験する三沢商業高校生と子どもたち)

 

 工藤夕実さんの記事 [591KB pdfファイル]  (CATV情報課でケーブルテレビの仕事を体験する三沢商業高校生)