毎日が楽しく暮らせるように 

講師の来島修志氏

10月2日、公会堂で「介護予防講演会」が開催されました。

市内ではこれまでの28地区に今年度から4地区が加わり、現在32地区で介護予防教室が行われています。その内容は運動や美術・工芸作品作りなど、地区によってさまざまですが、体を動かしたり手先を使った細かい作業をすることによって体力低下の防止や認知症予防になるものばかり。この日は32地区から約300人が参加。うち9地区の代表者が自らの活動を発表しました。

 

活動発表後は「介護予防と回想法」と題し、日本福祉大学健康科学部助教授の来島修志氏が講演。「介護予防に大切なのは『でかける』『しゃべる』『つたえる』」と話し、ユーモアを交えて会場を沸かしながら、認知症の原因や予防のための回想法について伝えました。

 

今年度から加わった上屋敷地区の代表者は活動発表の中で「どうしたら介護されないで暮らせるか。自分自身で自分のことができて毎日が楽しく暮らせるようにと活動しています」と話しました。

 

笑いあえる仲間たちと、好きなことを楽しみながら続けていけることが何よりの予防かもしれませんね。

軽快な講演に沸く会場  
幸町地区「鬼太郎と夜の仲間達」
松園地区「自前講師 只今奮闘中」
平畑地区「てんとう虫のサンバ」
上屋敷地区「寺子屋に参加して思うこと」
大津地区「平成日本ふるさと音頭」
古間木地区「エプロンとブーケ」
桜町地区「盆体操」
塩釜地区「認知症予防のための手作り作品」
前平地区「ナニャドヤラ」