伝統を継承しながら新たな道を切り開く

10月28日、三沢市立第五中学校の創立50周年記念式典が同校体育館で催されました。

式は在校生215人に教師、保護者、卒業生、教育関係者らが列席する中で行われ、冒頭では生徒が「よさこい」の演舞を披露。

同校の村中校長は、式辞の中で「創立当時の道なきところに道を切り開かなければならなかった苦難にもめげず、それに立ち向かい挑戦しながら五中で学び巣立っていった6464人の卒業生は各界・各分野で活躍しています。これは保護者や地域の方々、諸先輩方の深い愛情と熱意のたまもの。生徒・職員一同これからも『勉励・協和・敬愛』の校訓のもと、校風・伝統を継承しながらも新たな道を切り開いていくためにさらに努力していきたい」と感謝と決意を表しました。

また、種市市長らの祝辞に続き、在校生を代表して相蘇優香さん(1年)、東萌子さん(2年)と生徒会長の内條龍巳くん(3年)がそれぞれの想いを言葉にして伝え、最後は吹奏楽部の演奏と全校生徒による「大地讃頌(さんしょう)」と第五中学校校歌の合唱で幕を閉じました。

第五中学校は昭和37年に第一中学校から分離・独立。体育館も無かった校舎が市や保護者、学区の地域の人々によって長い年月をもって整備されてきた歴史を持ち、平成14年の日仏交流教室設置や平成13年に台湾の天母國民中学校と姉妹校を締結してから現在も密接な交流を続けるなどさまざまな国際的・文化的な教育活動を続けています。