音楽からは希望が生まれ、みんなを元気にする 

11月9日、公会堂大ホールで「三沢市小・中学校音楽交歓発表会」が開催され、市内から9つの小・中学校に三沢カトリック幼稚園と基地内のソラーズ小学校が参加しました。

 

開会式では上久保小学校4年の沖田隼也くんと伏見彩さんが「音楽を聴くとウキウキしませんか?音楽は世界共通。今日は音楽を楽しみましょう」と参加者を代表して宣言。三沢カトリック幼稚園の園児たちによるマーチングと和太鼓の演奏に続いて、各校が日ごろ練習を重ねてきた合唱や吹奏楽を互いに披露しました。感情を込めて真剣に歌う学校、リズムに乗って表情豊かに歌う学校と表現の仕方はさまざまでしたが、そのハーモニーは参加者や保護者たちで埋まったホール内に美しく響き渡っていました。

 

閉会式では、主催者である三沢市教育振興会音楽部会の金沢会長があいさつ。「東日本大震災が起こった日の夜、停電の暗闇の体育館で、親の迎えを待つ生徒がアニメの歌を歌いながら不安に耐えながら戦っていたように、音楽からは希望が生まれます。今日の皆さんからはさらに、誰かを思いやる優しさと明日に立ち向かうたくましさを感じました。たくさんの元気をありがとう」と話しました。

最後は会場全体で合唱。互いに刺激を受けつつ、みんなを元気にする「音楽が持つ力」を感じた1日になったことでしょう。