健康のための第一歩!

講師の指導を受ける参加者11月27日、大津社会福祉センターでノルディックウォーキングの講習会が行われました。

ノルディックウォーキングとは2本のポールを使って歩くフィンランド生まれのスポーツ。クロスカントリーの選手が、夏場のトレーニングとしてはじめたことをきっかけにヨーロッパを中心に普及し、現在では世界中の国で人気が高まっています。また通常のウォーキングと比べてエネルギー消費量が平均20%程度高いこと、心肺機能の強化や血液の循環の活性化に効果があることから日本でも健康づくりを目的に行う人が増えているとのことです。

講演会を主催した「三沢家族介護者の会」では家族介護者が介護保険に頼らずに自己の健康管理を学ぶことを目的としてノルディックポールを使った健康作りを市に提案。6月20日の審査を経て協働のまちづくり市民提案事業に採択され、その補助金でポール18セットを購入し、7月から定期的に活動を行ってきました。今回は日本で20人ほどしかいないというマスターインストラクターの資格を持つ奥村俊樹さんを講師に迎え、ノルディックウォーキングの基本を学びました。この日の参加者は32人、ノルディックウォーキング初体験の人も多くポールを使いながら歩くことが上手くできない人もいました。しかし奥村さんの丁寧な説明を受けるとすぐにコツをつかみ、最後は周辺をノルディックウォーキングで回り、近くの人と会話しながら楽しそうに歩いていました。

「三沢家族介護者の会」の田中治子会長は「体は年々老化していくので、少しでも老化を遅くしできるだけ元気な老後を迎えられるようぜひ多くの方に参加してほしい」と活動への意欲を話していました。会では今後も週に一度活動を行っていく予定とのことです。

何もしなければ体は衰えていきます。皆さんも健康への一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。