もちつきで交流の輪

12月15日、ふれあいもちつき会がワークランドつばさで開催されました。

この施設は自立して生活するために必要な訓練や仕事を提供する知的障がい者通所授産施設。25人の利用者はそれぞれの状況やニーズに応じて市内から缶類を回収しプレス加工をする作業やダンボールの加工、ゴボウの袋詰め、木工などの作業を行っています。

この日行われたもちつき会は毎年行っているもので今年で15回目。普段お世話になっているボランティア、地域の方などを招待し利用者・保護者・職員と合わせて74人が参加しました。

市社会福祉協議会の黒田進二会長の「行事があるたびにお手伝い下さるボランティア・保護者の方々に利用者を代表して感謝申し上げます。今日一日楽しく過ごして、交流の輪をひろげてください」とのあいさつに続いて始まったもちつき会。利用者は競ってもちつきをしたがり、職員に手伝ってもらい笑顔で一生懸命重いきねをふるうと、見守る参加者も笑顔になって声援を送っていました。

同施設の南英文所長は「普段お世話になっている人たちへの感謝の気持ちで毎年行っています、少しでも感謝を伝え地域交流に役立てたい」と話しました。

参加者が1時間以上にわたって代わる代わるついたもちは終了後の食事会で参加者にふるまわれたとのこと。多くの笑顔に囲まれ多くの想いに包まれた中、自分たちのチカラで作ったもちはきっと特別な味がしたことでしょう。