三沢で最も熱い場所!

1月15日、「まんぷく祭」第1弾の「行け麺(イケメン)フェア」がアメリカ広場で開催されました。

このイベントは市内の飲食店を盛り上げ、中心部のアメリカ広場に人を集めたいという目的から市産業政策課が企画。この日行われた「麺」をテーマにした第1弾「行け麺フェア」を皮切りに、さまざまな品目をテーマとして2ヵ月おきに開催していく予定です。

フェアには市内外から10の店舗・団体が参加。定番のラーメンやそば、焼きそばのほか、B-1グランプリに参加した「黒石つゆ焼きそば」やベトナム風のうどん、おしるこヌードルといった他ではあまり味わえないさまざまな「麺」が並び、全品400円で提供されました。「鍋・汁物」がテーマの次回は3月18日に開催される予定とのことです。

この日の三沢市はあいにくの雪模様。訪れる人の息は白く、寒さで表情も険しくなっていましたが、会場に近づくにつれて流れる音楽と漂う湯気に緩み、楽しそうに各店舗を見比べていました。

市担当者は「今後も『まんぷく祭』を続け、アメリカ広場に行けば何かやっていると思ってもらえるようにしたい。きっと知らない店もあると思うので、ぜひ会場を訪れて自分の好きな店と料理を発見して欲しい」と話していました。

厳しい寒さの中、八戸市や十和田市など市外からも多くの人が訪れたこのイベント。湯気にのって食欲をそそる香りが漂う中、偶然会った知り合いと「あの麺どうだった?」と感想を話し合う声や「次はあれ食べたい」と親を引っ張る子どもたちが行き交う会場内はまさに麺一色。期待に満ちた表情で人気の店の行列に並ぶ人や笑顔で麺をすする人は寒さを忘れているようでした。