震災を乗り越え全国の舞台へ

吉田教育長に賞状を見せ全国大会出場を報告する浪岡さんと岡山さん1月18日、三沢高校1年の浪岡都子さんと三沢第一中学校3年の岡山紗理奈さんが市役所教育長室を訪れ、全日本バトントワリング選手権全国大会への初出場を決めたことを吉田教育長に報告しました。

市内のバトントワリングクラブ「バトンチ-ム・トラスト」に所属する2人。浪岡さんが中学3年、岡山さんが中学2年で挑んだ昨年度の東北ブロック大会では中学生ペアの部で3位に入賞し、全国大会への出場を決めていましたが、東日本震災の影響で中止。浪岡さんが高校に進学したため今年度は同大会に高校生ペアとして出場、見事3位に入賞し、再び全国への切符を手に入れました。

賞状を見せ、全国大会への出場を報告した2人は、吉田教育長から「好きなものには一生懸命取り組んで下さい。それが必ず将来に生きるはずです。三沢の代表として全国大会でも活躍し、入賞することを期待しています」と激励を受けると、浪岡さんは「地震によって出場できなかった分も、これまで頑張ってきたので全国大会に出場できて嬉しい。心を1つにしていい演技をしたい」と、岡山さんは「東北ブロック大会ではバトンを落としてしまったので、全国大会ではミスしないようにしたい」とそれぞれ大会への抱負を話しました。

小学生のころから一緒に競技を続け、性格もバトンのこともお互いわかっている良いペアと話す2人。震災も乗り越えたその抜群の相性を、全国大会でもぜひ発揮して欲しいですね。