「消防」への熱い想い

三沢代表に選ばれた野々宮消防副士長

1月18日、第35回青森県消防職員意見発表会の三沢予選会が消防本部で行われました。

 

この意見発表会は、職務を通じて体験したことや地域社会との関わりなどをもとに、今後の消防業務に取り組む姿勢などを消防職員の立場から発表し、職員の士気の高揚を図ることを目的として毎年行われているものです。三沢予選会には消防士長以下の職員から6人が応募。この日はそのうちの5人が参加し、消防長ほか3人の審査員と集まった一般の職員約30人の前で意見発表を行いました。

 

発表した5人の職種は救助活動や救命活動、住宅用火災警報器の設置促進活動などさまざま。自らの職務を行う過程で感じた想いを経験に基づき実感を込めて話す提案や意見はそれぞれに説得力があり、会場の職員は発表者の意見を真剣に審査するとともに、 自らの職について想いを馳せ新たな発見をしているようでした。

 

代表者に選ばれたのは「『救助隊』として」という意見を発表した野々宮健一消防副士長。事故現場にたまたま居合わせ、救助活動を行った一般の女性の言動から感じた「救助」というものへの考え方・想いを真摯な口調で発表しました。

 

この結果を受け、野々宮消防副士長は2月14日に青森市で開かれる県消防職員意見発表会に三沢市代表として参加します。

 

真剣な表情で意見を聞く審査員のみなさん