未来の大名人への第一歩!

2月19日、小学生将棋名人戦の三沢地区予選が日本将棋連盟三沢支部で開催されました。

この大会は、羽生善治王位・棋聖や渡辺明竜王・王座などのちにプロ将棋界で何度もタイトルを獲得する棋士が優勝者に名を連ねている権威ある大会で、1976年から毎年開催されています。地区予選からは3人が県大会へ進み、さらに東日本大会、そして4月15日に行われる決勝大会を勝ち抜いた勝者1人が「小学生名人」の栄誉を手にすることができます。この日の予選には県内各地から27人の少年・少女棋士が集まり、3つのブロックに分かれ、各ブロックの総当たり戦で県大会出場権を争いました。

多くの観客が熱い視線を送り、各選手15分の限られた持ち時間で、めまぐるしく相手を変えて8戦を行うこの予選会。いつもと違う環境の中でも子どもたちは集中力を切らさず、じっと盤上を見据え、考え抜かれた一手を繰り出していました。

見事予選を勝ち抜き、「小学生名人」への一歩を踏み出したのは以下の3人です。

高橋優(古間木小)、金田健人(八戸市・青潮小)、山邊理人(おいらせ町・百石小)