「協働のまちづくり」の中心に

 

3月24日、市民活動ネットワークセンターのオープニングセレモニーが行われました。

 

このセンターは旧市立三沢病院前の「ふれあいの館」を市民活動の拠点施設として、リニューアルオープンしたもの。

 

市民団体や公募参加者によって結成された「三沢市協働のまちづくり市民会議」は平成23年2月に「三沢市協働のまちづくり推進指針」を提言。協働のまちづくりを進める上で必要なものの1つとして団体の活動場所であり相互にコミュニケーションの場ともなる市民活動の拠点が必要としました。それを受け、同じく市民活動団体や公募によって組織された「協働のまちづくり推進懇話会」が定期的に話し合いを重ね、利用方法やルールを決め、今回のオープンとなりました。

 

この日は朝から雪が降るあいにくの天気でしたが、セレモニーには種市市長や「協働のまちづくり推進懇話会」のメンバーのほかさまざまな市民団体の関係者ら約30人が参加。種市市長と懇話会の名久井会長によって看板の除幕が行われると大きな拍手が起こりました。続いて種市市長が「多様化する地域の課題に対応するためには、自分たちのまちは自分たちで良くしていくという意識が大切。この施設を中心として市民団体の連携・交流が進み、市民活動がさらに活発になること、一丸となって三沢市を盛り上げてくれることを願っています」とあいさつすると、名久井会長が「今後多くの市民団体に活用していただき、その中で不便な点などを改善し、みんなでより良い施設にしていきたい」と話し、施設の積極的な利用を呼びかけました。

  

施設には誰でも利用できる交流スペースのほか、登録団体のパンフレットや市民活動に関する情報誌を置く情報スペース、コピー機・印刷機などを登録団体が有料で使用できる作業スペース、インターネットでの情報検索や文書作成ができるPCスペースを備え、月曜日から土曜日の 9時から21時まで開館しています。

 

三沢市に住む様々な人が、ともに手をとりあいよりよい三沢をつくりあげていく「協働のまちづくり」。このセンターには「そのために何かしたい」、「何かしたいという気持ちを手助けしたい」そんな人たちが集まり、その人たちの想いが集まって作られています。みなさんも機会があれば「市民活動ネットワークセンターみさわ」をのぞいてみてはいかがでしょうか。

 

※市民活動ネットワークセンターみさわの詳細はこちら