「自分たちで好きなように作物を育てられるのが魅力です」

4月14日、三沢市大字三沢字南山地内の「三沢市民いきいき農園」で開園式が行われました。

 

参加者同士が交流しながら農業と触れ合い、農業への理解を深めてもらうことを目的に毎年行われてきたこの事業も今回で25回目。4月14日から11月18日までの期間、1区画9坪(約30平方メートル)の畑を参加者自身が自由に耕し、肥料をまき、作物を植えて収穫を楽しむものです。

今回から期間を通じて1000円が利用料としてかかりますが、そのお金は農園脇の道路に敷く砕石代といった市民農園の維持管理費に充てられるとのことです。

 

今回もおいらせ農業協同組合から、職員による農業指導とともにレタス、キャベツ、白菜、そらまめ、ネギの苗、計約1400本がこの日集まった約50人の参加者へ無料で提供。苗が配られた後は一部の参加者は早速作業に取り掛かり、家族で話し合いながら「自分たちの畑」に石灰を撒いたり鍬で耕したりと農業を楽しんでいました。

 

開園式で参加者を代表して鍬入れをした逢坂修一さんと悠樹くん、悠陽くん親子は今回で5回目の参加。昨年は玉ねぎ、じゃがいもに加えて子どもたちのリクエストを受けサツマイモを植えたとのことで、修一さんは「自分たちで好きなように作物を育てられるのが魅力です」と話し、虫と格闘しながらもたくさんの収穫を楽しんだという子どもたちが鍬をふるう様子を頼もしく見守っていました。

 

この市民いきいき農園は全部で85区画あり、4月14日現在、申込済は66区画。まだ空いている19区画については、参加者を募集しているとのことです。

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