牛を広大な自然の中へ

5月15日、市内の酪農農家が飼っている牛65頭が市営牧場に放牧されました。市内には6ヶ所の牧野があり、今回放牧がおこなわれた根井牧野の面積は全体で合計約85ヘクタール。広く、牛にとって良い環境で運動をしながらゆうゆうと過ごしてもらうことで、より質のよい牛乳を採れる乳牛となるように、また品質のよい食肉牛に育てるために17件の農家から計80頭が放牧される予定です。

 

 

 

去年の放牧は牧草の成長が遅かったため、5日ほど放牧が遅れましたが、今年は予定日通りに行われました。

 

 

 

牛たちは放牧の前に、体にダニ防除剤を散布されてから放牧されます。また、放牧後もこのダニ防除剤は牛にダニが付いているかどうかを調べながら定期的に散布されるとのことです。

 

 

 

放牧当日はあいにくの雨模様でしたが、牛舎から運ばれてきた牛たちが牧場に着くと、既に放牧されている牛たちは仲間に興味を持ったのか皆、放された牛たちの方へ近づいてきました。そして、放牧された牛たちは広い環境が嬉しいのか、牧場の中を満喫するように飛び跳ね走り回っていました。