「また、ぜひこの場所で」

5月19日、三沢市公会堂大ホールにおいて、ポップス&クラシックバンド「Everly(エバリー)」のコンサートが開催されました。

 

「Everly」は、バイオリン、ピアノ、クラリネットなどのクラシック楽器を使ったサウンドの軸にヴォーカルを含めたカバー曲やオリジナル曲を演奏。活動開始とともに各所で人気を高め、2005年にはCDデビュー。デビューアルバムはインディーズポップスランキング1位を記録し、現在は多くの出演依頼を受ける3人組バンドです。このメンバーの1人、ベースとクラリネットを担当する小向忍さんは三沢市の出身で、今回初めて念願だった地元でのコンサート開催を果たしました。

 

このコンサートは公会堂の自主事業「1000円コンサート」の一つで、観客が生の演奏や歌声を聴けるコンサートをできるだけ少ない入場料で開催したいという主催者の想いから開催されているもの。この主旨に賛同して出演を決めた「Everly」メンバーは、オリジナル曲からクラシック・ポップス曲などを披露。客席に降り間近で演奏したり観客の手拍子と一緒に演奏するなどして、会場一体となって音楽を楽しませました。また、最後の曲が終わっても拍手を止めない観客に「Every」メンバーはアンコール曲を披露し、「またぜひこの会場で、皆さんに演奏を届けたいです」と伝えました。