交通少年団員たちで事故を無くそう

5月29日、三沢警察署にて三沢交通少年団第33期団員入団式が行われました。市内小学校の5・6年生で組織された三沢交通少年団は昭和56年に結成されて以来、毎年新5年生の入団員を迎えながら30年来の活動を続けてきました。今年も三沢市内、全ての小学校の5年生の中から新たに25人の交通安全リーダーとして任命された少年少女たち。小学校卒業までの2年間、交通ルールを学ぶとともに、交通事故や飲酒運転防止の呼びかけ活動や交通安全大会への参加を予定しています。

 

式典が始まると、まず初めに三沢交通少年団育成会の三浦会長が「各小学校から選ばれた皆さんに交通安全のリーダーとなっていただき、交通安全を勉強することで覚えたことを友達や家族の方々にお話しして周りから1件でも交通事故を無くしたいというのが交通少年団の一番の目的。それから、他の学校のお友達と積極的にお話をして仲良くなって下さい。共に活動したことが、これから大事な財産になると思います」と挨拶。先輩である6年生たちは、鮮やかな制服を身に付け凛とした表情で後輩たちの入団を見守っていました。

 

新入団員を代表して交通少年団の団員証を受け取った根津空斗君(上久保小学校5年生)は「これから正しい交通ルールを身に付け、交通安全のリーダーとして三沢市内から子供の交通事故が無くなるように交通少年団の活動を一生懸命頑張ります」と宣誓。

 

交通少年団たちの事故防止の呼びかけを受けて、道路を利用する一人一人が交通ルールを正しく守り事故の無い、安全で明るい思いやりを持った地域社会を目指していきましょう。