6月1日は気象記念日

6月1日、青森地方気象台より高尾気象台長、熊谷総務係長が三沢市役所を訪れ、種市市長に感謝状を手渡しました。この感謝状は、三沢市が長年にわたり「気象観測所」の委託観測業務とその管理に献身的に協力してきたこと、また気象業務の発展に寄与してきたことへの感謝の証として気象庁長官から贈られたものです。

 

さらに6月1日は今年で137回目の気象記念日。気象記念日とは気象庁が実施している記念日で、日本初の気象台である東京気象台が設置され、東京で初めて気象と地震の観測を開始したことを記念して、明治17年に制定したものです。 

 

三沢の観測所は昭和11年、三沢小学校に設置されたものが最初。その後昭和39年に三沢市役所内にて農業気象観測が開始され、昭和49年には無人観測施設である地域気象観測システム「アメダス」を導入。それまでは白い木箱内の計器により手作業で行っていた観測を機械化したことで地域雨量の観測が可能になりました。そして平成11年、観測場所は現在の木崎野公園内に移設されました。種市市長は「今回の表彰は、担当者の励みになると思います」と感謝しました。