白神山地で自然保護の大切さを学ぶ

6月30日、白神山地で「自然保護観察会」が開催されました。

 

この自然保護観察会は、6月の環境月間に合せて自然保護の大切さを学んでもらおうと、市によって昨年度から開催されているもの。今回は28人の参加者が白神山地を訪れました。

 

好天に恵まれたこの日、バスに乗って西目屋村の「アクアグリーンビレッジANMON」に到着した参加者たちは、杖や水筒などを手に世界自然遺産に登録されているブナ林を散策。急な傾斜の上り下りに汗を流しながらも、雄大なブナの幹や根、生い茂る野草の姿、差し込む陽光に輝く葉、せせらぐ湧水の音、心地よく吹き抜ける風といった大自然を五感で体験しました。

 

この地を訪れるのが予てからの念願だったという参加者の一人は、樹齢何十年もあろうブナの大木に手を当て「自然のパワーがもらえるようです」と話しながら感動。その他の参加者も自然の雄大さを感じるとともに、それを未来に残すために守り抜くことの大切さを感じているようでした。