誘致企業の新工場完成で雇用創出と地域活性化に期待

 

7月24日、主に食肉の生産・加工・販売を行うプライフーズ株式会社が細谷工業団地に整備を進めていた冷凍加工食品生産工場「三沢みどりの郷工場」の完成に当たり、事故の無い安全安心な操業を祈願し、同工場内で竣工式を行いました。

 

プライフーズ株式会社は八戸市に本社を持ち、三沢市内への工場建設は既に稼働している食鳥処理工場、加工食品工場に続き3施設目。国内大手の冷凍食品メーカー・テーブルマーク株式会社が販売する唐揚げやミートボール、焼き鳥、トンカツなどの冷凍加工食品を生産するこの「三沢みどりの郷工場」は、青森県と三沢市の誘致企業として、東日本大震災復興特別区域法に基づく三沢市復興推進計画の認定施設として建設されました。

8月1日から稼働する同工場の床面積は約1万平方メートル、総工費は約40億円。現時点で生産量年間約1300トン、売上高約10億円が見込まれ、2017年度までに年間6000~7000トンの生産量と売上高約50億円を目指すとのことです。また、現在は80人の従業員も将来的に100人規模の増員を見込んでいるとのことで、三沢市を中心とした新規雇用の創出・地域の活性化への期待が高まります。