通学路の安全性を再点検

7月26日、市内小学校の通学路を緊急合同点検するにあたり三沢警察署、青森県地域整備局、三沢市役所、小学校及びPTA、市連合PTAの各担当者による会議が公会堂で開かれました。今年4月以降、京都府や愛知県において、登下校中の児童の列に自動車が突っ込み死傷者を出す痛ましい事故が相次いで発生したのは記憶に新しいところ。そこで、通学路の安全性を確実に確保するために「危険・要注意箇所」の緊急合同点検が決定したものです。

 

各学校が通学路の安全点検を行い判断した、「危険・要注意箇所」。交通量が多いにもかかわらず、歩道や信号がないため児童が横断することができないことや、冬場に除雪された雪で歩くスペースがふさがってしまうこと、見通しの悪い交差点の道路標識不足などが、その理由として挙げられました。

 

意見交換では、信号機の移設や新設など具体的な改善策に取り組むにあたっての課題について話し合われ、「通学路の交通環境の安全性拡充だけではなく、ドライバーに対する交通マナー向上の手だても考えなければならないのでは?」との意見も挙がりました。「危険・要注意箇所」についての緊急合同点検は、この日、会議に出席した各団体で8月2日、3日の2日間に分けて行われる予定です。