清流に舞う蛍光

7月21日、三沢公園でホタル観賞会が開催されました。

 

主催者である財団法人三沢市公園緑化公社は、平成13年度から三沢公園の小川を整備し、平成18年度以降は毎年30匹の飼育したヘイケボタルの幼虫とエサを放流してきました。長年の努力のかいあって少しずつながら数が増えてきたことから、三沢公園のきれいな水と豊かな自然の中で生きるホタルをとおして水や自然・生命の大切さを伝え、環境を守る意識を持ってもらうため、昨年初めて観賞会を開催。その後も公園の自然環境を維持しつつ、ホタルの繁殖を見守ってきました。

 

この日の午後7時30分。三沢公園に昨年の2倍以上となる約130人の親子連れが集まり、公社職員からホタルの生態や観賞にあたっての注意点などの説明を受けた後、暗闇の中で幻想的な光を点滅させながら飛び交うホタルを観賞しました。

初めてホタルを見る子どもたちは小さいながらも命が発する力強い光に感動の声をあげ、お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんは子どもたちにホタルを教えながら自然の美しさを懐かしそうに楽しんでいました。

 

天候や気温によって左右されますが、期間は7月中旬から下旬頃。午後7時30分頃から10頃までの間によく観察できるとのことです。