料理や収穫体験を通じて「食」の大切さを学ぶ

8月4日、JAおいらせ本店において「わんぱくあつまれ~フェスタ」が開催されました。

食育教育の一環としてJAおいらせが毎年開催しているこの体験学習に、今年は約40組の親子が参加。料理や収穫体験などを通して、普段食べているご飯や野菜について学びました。 

 

まず最初に参加者が挑戦したのは「野菜に関する勉強」。普段何気なく食べているお米や野菜にも意外と知らないことは多く、出題されたクイズを通して野菜の基礎知識を学びます。中にはお父さんやお母さんでもわからない問題があり、親子で相談しながら奮闘していました。

頭を悩ませた次に挑戦したのは「料理」。参加者は自身の昼食にもなる「ケーキずし」と「アンパンマン巻ずし」「じゃがいものカレー春巻き」を親子で協力しながら作りました。特に、切った断面がアンパンマンの顔になる巻きずし作りが難しかったようで、みんな悪戦苦闘!作る手順が途中から怪しくなってきた参加者もあり、アンパンマンから見たこともないキャラクターまで個性的な巻きずしが出来上がりました。それでも自分で作る料理は美味しいもの。農協婦人部がじゃがいもで作ったポトフやサラダにデザートを加えて、盛りだくさんな美味しい昼食を楽しみました。

 

昼休憩をはさんで最後に挑戦したのは「収穫体験」。谷地頭の織笠農園に移動した参加者たちは、たわわに実ったブルーベリーを収穫し、じゃがいも掘りを体験しました。この農園の持ち主である織笠さんは、三沢で初めてブルーベリーの本格的な栽培を始め、今では20種類以上、1000を超えるブルーベリーの木を育てているとのこと。収穫しながらその場でブルーベリーの実を口にし、採れたての美味しさを味わいながら、一方ではじゃがいもを競うように掘る子どもたち。お父さんやお母さんが抱えきれないほどの収穫を楽しんでいました。

 

参加者はこの体験を通じて、野菜や食の大切さを学ぶとともに親子の絆を深め、たくさんの思い出を作ったことでしょう。