健脚でつなげ郷土の和と心(青森県民駅伝競走大会スローガン)

8月29日、青森県民駅伝競走大会に出場する三沢市選手団が市役所に集まり、結団式が行われました。県内全市町村対抗による同大会は平成5年に初めて開催されて以降、毎年9月の第1日曜日を大会日として開催され続け、今年の9月2日で20回目を迎えます。

 

今年の参加選手は陸上自衛隊から1人、航空自衛隊から6人、第一中学校から3人、第三中学校から3人、堀口中学校から2人の合計15人。青森市の観光物産館アスパムをスタート地点に、ゴール地点である総合運動公園陸上競技場までの8区間に分けられた合計約33.8キロメートルのコースをたすきをつないで走り抜きます。

 

吉田教育長は「毎年、選手の皆さんが栄光を目指して一本のたすきに熱き心を託し、33.8キロを駆け抜ける姿は三沢市に大いなる勇気と感動を与えています。練習の成果を存分に発揮され、互いに声を掛け合いチームワーク力で走り切って思い出に残る大会となりますよう、それぞれの目標を達成して下さい」と話し、市の代表として大舞台へ果敢に挑む選手一同の健闘を祈りました。

 

選手を代表して、第三中学校3年生の長根浩太くんと中村未穂さんが元気一杯に力強く選手宣誓。今年で3度目の参加となる長根くんに意気込みを聞くと「全力を出し切ること。三沢市のために少しでもたすきをつなげられるよう、熱い想いを持って頑張りたい」と、頼もしい様子で答えてくれました。中学の陸上部に所属している長根くんは、日頃の部活動で鍛えた脚力に加え、駅伝に向けて個人の朝練習を行い、日々、着々と力を付けているとのこと。鍛えた健脚と息の合ったチームプレーで颯爽と走り抜ける選手たちを皆で応援し、優勝へと導きましょう。