救急車両の正しい使い方や応急処置などをPR

9月12日、ユニバース堀口店前で市消防署職員による救急フェアが開催されました。

 

9月9日は「救急の日」。救急業務や救急医療に対して広く理解と認識を深めてもらうとともに、救急医療関係者の意識の高揚を図るため、昭和57年に制定されて以来、毎年、この日を含む1週間を「救急医療週間」として、全国各地で救急に関する多くの行事が実施されています。三沢市でもこれまでさまざまな活動を行ってきましたが、119番の救急連絡件数が近年増加していることから、救急車両の適正利用のPRや応急手当の普及などを地域の人々により広く知ってもらうために、本フェアを今回初めて開催。買い物帰りの親子連れなど、大人から子どもまで多くの人々が訪れました。

 

この日、ユニバース堀口店前にはAEDなどの救急資機材や救急車両が展示され、買い物帰りの人々に消防署職員が救急車の利用法などを説明したパンフレットを配布。職員によって案内された人々は、模型を使った心臓マッサージやAEDの使い方を体験したり、救急車両の中で職員による説明を受けながら血圧を測るなど、救急の知識に触れていました。

 

救急車両や救急資機材に興奮気味の子どもたちが投げかける素朴な質問や、聞く機会がなくてうやむやになっていた大人の疑問に、昼夜を問わず人々の生命を守り続ける「救急のプロ」たちは笑顔で丁寧に答え、いつ起こるかわからない命の危機に対し、救急への意識を普段から持つことの大切さを伝えていました。