ジャイアンツが野球少年たちに夢と希望を与える

今年、セ・リーグ球団として交流戦初優勝を果たした読売巨人軍では、獲得した優勝賞金で野球用具を購入し、東日本大震災で被災した東北6県の児童たちに寄贈する復興支援活動を行っています。

 

10月7日、巨人軍が運営する少年野球スクール「ジャイアンツアカデミー」が三沢市民運動広場野球場で開催され、ジャイアンツのオリジナルロゴ入りグローブと軟式ボール50セットが三沢市内7つの少年野球チームに贈られました。

 

秋晴れに恵まれたこの日、やって来たのは同アカデミーでコーチを務めている巨人軍選手OBなど4人。参加した約50人の児童たちは、プロで活躍した憧れのコーチたちを前に、はにかみながらも真剣な様子で練習に取り組んでいました。捕球の基本的フォームや、クイックスローと呼ばれる投球方法などさまざまなメニューを大きな掛け声を出してハツラツとプレー。

コーチの「野球は好きですか?」という質問に、「はい!!」と眼を輝かせて元気よく返事をする児童たち。

「もっともっと声出るよ!待ってる時も声を出してアピールしていこう!野球の基本はイチ・ニの・サン!元気出していこう!!」。

厳しいだけではなく冗談を交えて楽しい雰囲気を作り、子どもたちの目線に立って行う指導の仕方はさすがでした。

 

プロ野球選手は、野球少年にとって憧れの夢。プロの舞台で活躍した選手たちから直接受けた指導は、児童たちにとって一生忘れられない宝物になったことでしょう。