上久保タイガース猛攻撃で決勝を制す

10月14日、こがね公園において「6年生壮行試合野球大会」が開催されました。

 

小学校6年生だけを対象としたこの大会は、小学校を卒業する記念と、中学校進学後も野球を続ける児童たちに激励の意味を込めて毎年行っているものです。参加したのは市内7チーム。大会2日目のこの日は、前日の試合を勝ち進んだ(シードを含む)4チームが準決勝と決勝戦を繰り広げました。

 

三沢小ジャイアンツと上久保タイガースの決勝戦。1回表から、先攻のタイガースが先手をとり3点を獲得しました。続く1回裏、タイガースの堅い守備はジャイアンツに1点すら許しません。攻守共に勢いに乗ったタイガースが、イニングが2巡、3巡する中、コンスタントに得点を重ねていくのに対してなかなか点が獲れないジャイアンツ。仲間たちの一生懸命で力の入った応援に励まされ、4回裏になんとか1点獲得するも、タイガースの猛攻撃は続き、最後は8対1、タイガースの優勝で大会は幕を閉じました。

 

試合終了後、タイガースキャプテンの肥後くんに「決勝戦で見事なまでに相手チームの得点を抑えて勝つことができましたが、勝利の決め手は何ですか?」と質問すると、「皆が打てたから。あと、ピッチャーがよかった。(始めから)優勝目指して大会に挑みました。中学校に行っても野球を続けたいです」と話してくれました。 

 

どのチームも選手皆が気持ちを一つにしてプレーし、小学校生活最後の野球にふさわしい、思い出に残る大会となりました。