人々の命やまちを守る仕事の大切さ

10月21日、ミス・ビードルドームで「消防フェスタ」が開催されました。

 

人々の生命や財産を守るために日夜活動する消防や救急の仕事をより広く知ってもらうことと、全ての住宅に義務付けられた住宅用火災警報器の設置を呼びかけることを目的に、秋の火災予防運動の一環として、毎年開催されているこのイベント。消防車両や救急車両がずらりと並んだ会場を訪れた人々は、消防職員や地域消防団員などの説明を聞きながら、さまざまな仕事を体験しました。

 

放水体験コーナーでは、子どもたちが防火服を着て筒先を持ち、放水を体験。その水圧に驚きながら、火元を想定した的に水を当てることの難しさを感じていました。また、はしご車を登場した子どもたちは、風でゆれる地上30mの世界に安全ロープを付けていながらも「思っていたよりもこわかったです」と消防の仕事の大変さを感じているようでした。他にも、火災現場に立ち込める煙や応急処置の心臓マッサージなどを体験。消防団員たちは車両や装備を説明しながら、地域の人々が参加する消防活動の大切さを伝え、消防団への参加を呼びかけていました。

住宅用火災警報器や家庭用消火器などを紹介するコーナーでは、来場者の日頃の疑問に消防職員が答える姿も見られ、より防災・減災への意識が高まっているようでした。