地域で守る命

地域自主防災会防災訓練の様子 11月14日、清水町内会において自主防災訓練が実施されました。

 午前10時、大規模な震災を想定した訓練はお互いの家を安否確認することから始まりました。

 清水町内会の自主防災会は平成19年に組織され、訓練を行うのは今回が初めて。小林会長は「大災害ほど警察や消防の助けをすぐに望むのは難しく、隣人に助けられた例が多い。地域の人々が自ら守る自主防災が大事」と参加した28名世帯37名に訓練の重要性を話しました。

 訓練は、器具・用具の点検からテントの設営、消防隊員の指導による消火器訓練やおにぎり・豚汁の炊き出しなど、それぞれを分担して組織的に行われました。

 初めてということもあってか、試行錯誤したり相談する場面もたびたび見られましたが、「実際にやってみないとわからなかった。近所の人とで接するいい機会」といった声も聴くことができ、技術や知識以上の成果があったようです。