三沢漁港・魚市場の現状を把握し、衛生管理体制確立を目指す

11月6日、三沢市役所で、本年度の三沢市魚市場運営審議会が開催されました。

 

三沢漁港、そして魚市場の運営について状況を把握するとともに、委員からのさまざまな意見を求めるこの審議会には、8人の委員と種市市長、事務局を務める市水産振興課職員が出席。新たに任命された委員に種市市長から委嘱状が手渡された後、竹林会長が議長を務め、審議会が始まりました。今回は、事務局から漁獲数量や金額、魚市場買受人の状況、三沢漁港の東日本大震災からの復興状況と今後の計画などについて報告があり、その内容に対して委員が質問。年々少なくなっている漁獲量の今後の動きや、国道沿いの高台に移転が計画されている漁協事務所をはじめとする震災復興の施設などについて確認がされていました。

 

また、近年の食品安全に対する消費者の関心の高まりから、三沢市魚市場における衛生管理を高めるため、漁業者や卸売業者、買受人、自治体職員などからなる「三沢市魚市場衛生管理推進検討会(仮称)」を年度内に立ち上げ、一定基準の衛生管理体制の確立を目指すとのこと。事務局から、衛生管理の必要性や今後の取り組み予定などの説明がされていました。