「企業は人なり」。市の産業を支える人々に表彰状を授与

11月21日、三沢市商工会で平成24年度の「三沢市優良従業員・事業主表彰式」が行われました。

 

 この表彰は、長年にわたって市内事業所などに勤める従業員や、特に優れた経営管理のもと市商工業に寄与してきた事業主の貢献・功績を表彰するもの。今年度は三沢市長賞として勤続20年の22人、勤続10年の120人が受賞。さらに優良事業主として、株式会社サンロクと株式会社中央タクシーの代表取締役が受賞し、公務のため欠席となった種市市長の代行である中野渡経済部長からそれぞれの代表者に表彰状と記念品が手渡されました。また続いて、三沢市商工会の竹林会長が勤続5年以上の168人を表彰。他の従業員の模範となる勤務姿勢を評価しながら、今後もなお一層の努力を期待するものとして表彰状などを手渡しました。

 

表彰状授与後、中野渡経済部長は種市市長からのメッセージを代読。先行き不透明な国内の経済情勢への懸念を示しながらも、中小企業の資金繰りをし易くするするための融資制度支援や住宅新築・リフォーム・新規出店への補助、雇用創出や人材育成、新産業立地・既存産業発展など、さまざまな手法で地域経済の発展に取り組む姿勢を示しました。

 

続いて、市議会の舩見議長と小檜山県議会議員から祝福と激励の言葉が贈られ、最後に優良従業員代表の黒沢憲一郎税理士事務所の佐藤恵理子さんと優良事業主代表の株式会社サンロク代表取締役・下久保和成さんが謝辞。佐藤恵理子さんは「入社以来20年間、今日に至るまで頑張ってこれたのも、後輩に恵まれ、諸先輩・同僚の指導や家族に支えられてきたおかげ」と感謝や喜びを話しながら「今後は決意を新たに、職場になくてはならない人材となれるよう、市産業振興を担う一員としてより一層努めたい」と決意を伝えました。