簡単そうで難しい太巻き作り。体験をとおして交流を深める

12月1日、三沢市国際交流教育センターで異文化・言語体験学習講座の最終講座が開催されました。

 在日外国人と日本人が互いに理解を深める語学講座などを多数実施している国際交流教育センターは、多くの日本人や外国人にとって国際交流の場として活用されています。今回、同センターに事務局を置く「みさわ国際交流協会」は、外国人を対象にした日本語・日本文化体験学習講座「サバイバルジャパニーズ」と、日本人を対象にした外国語講座「ビジネス英会話」を、10月から全5回の日程で開催。最終日であるこの日は、これまで部屋は違えど同じセンター内で同じ日時に学んできた受講者同士、さらなる交流を深めようと合同体験会を開催することとなりました。

 日本人と外国人の受講者、講師、みさわ国際交流協会の協会員を合わせて約50人が参加した最終講座。受講者は体験を前に、これまでの講座の感想を一人ずつ英語で発表。楽しかった出来事を振り返りながら、笑顔で講師や肩を並べて学んだ受講者たちへの感謝の気持ちを伝えました。その後、協会員によって準備された食材で日本の太巻き作りを体験した外国人受講者。協会員や日本人受講者に作り方を教えてもらいながら初体験とは思えない見事な太巻きを作り、大きく口を開けて頬張ると舌鼓。最後は、アメリカ人講師を招き「Duct-tape Bag(ガムテープバッグ)」作りを体験した受講者たちは、通常の語学講座とはまた一味違った交流を楽しんでいました。