地域の人々が健康に暮らせるために、意見を交わす

11月30日、保健相談センターで三沢市健康推進対策協議会が開催されました。

 

少子高齢化や成人病の拡大など多くの健康問題を抱える現代において、市は地域に密着しながら健康づくりに関する多くの施策を細かに実施しています。この協議会は、健康づくりを推進するための施策を総合的、効果的に実施することを目的に、市の健康づくりに関する施策を協議する附属機関として設置されたもので、今回新たに、10月から平成26年9月までの任期で、医師や教育委員、学識経験者、上十三保健所長、地域の保健協力員ほか関係団体から14人の委員が選出され、この日、種市市長から委嘱状が手渡されました。

 

委員の中から会長に選任された三沢地区医師会会長の小鹿雅麗氏は、案件を前に「委員の方から活発な意見を求め、話し合われた結果を市政に反映できるよう協議会を充実させていきたい」とあいさつ。その後、事務局である市健康推進課職員から平成23年度の保健事業報告と今年度の保健事業実施状況について説明がありました。乳幼児健診やがん検診の受診率、各種相談の実績など、詳細にまとめられた資料を見つめながら事務局からの説明に耳を傾けていた委員たち。説明後は、保健協力員・食生活改善推進委員の活動や、肺がんの要因、女性の喫煙の動向などについて質問をし、事務局による説明に加えて委員同士でも意見を交わしながら事業や健康づくりの推進への理解を深めていました。