犯罪・事故のない年末年始を迎えるために、地域と警察が協力

12月17日、同月1日から翌年1月3日までの年末年始特別警戒取り締まり期間に合わせ、三沢警察署員と米空軍三沢基地幹部、防犯協会、交通安全協会、少年警察ボランティアの指導隊員、交通安全母の会会員ら合計約100人が三沢警察署に集結。これから始まる年末年始に向けて、官民・地域一体となって犯罪や交通事故などを防ぐため、決起大会を実施しました。

 

例年、年末年始の時期は全国的に強盗や道路凍結による事故などが多発する傾向にありますが、三沢地区では11月末時点における犯罪発生件数は378件(前年比-2件)、自転車盗難は86件(前年比-28件)減少。凶悪事件も発生していないとのこと。三沢地区の連合防犯協会長を務める種市市長は集会の中で、犯罪・事故の減少は参加者の地道な活動のおかげと労い「これからも地域の中核として、安全・安心なまちづくりのためのさらなる活動を期待します」とあいさつ。また、交通安全協会の橋本会長は「お互いに心して、新たな年を絶対に無事故で迎えましょう」との言葉をかけました。続いて、三沢警察署の安達署長は、三沢地区の犯罪減少に対する参加者の尽力に感謝しながら「警察と地域に住む皆さんが一緒になって活動していることを示すことで、住民一人一人の自主防犯や交通安全への意識が高まることを確信しています。寒さ厳しい中ではありますが、明るいまちづくりのため効果のある活動をしていただきたい」と激励しました。

 

また、今回は初めて米空軍三沢基地司令官スティーブン・ウィリアム大佐をはじめとする米軍三沢基地幹部6人が参加。三沢地区連合防犯協会指導隊の山本指導隊長による出動申告の後、参加者は班ごとに分かれ、飲食店などを対象とした年末警戒の広報活動、街頭補導活動、交通取り締まり活動などを実施しました。