北部地域の活性化目指し、伝統的な正月行事で日米交流

1月19日、道の駅みさわ斗南藩記念観光村で、日米の小学生による交流会が開催されました。

 

この交流会を主催したのは、北三沢地区コミュニティー活性化協議会。三沢市の北部にある町内会と市が中心となり、北部地域の活性化を目指して約2年前から活動している団体です。これまで地域の声を聞きながら話し合ってきた協議会は、課題の一つ、閉鎖的になりつつあるコミュニティー活動の幅を広げるためどうしたらよいかと考え、新たな試みとして今回の交流会を開催。北部地域の織笠児童館に通う小学生13人と米軍三沢基地内カミングス小学校の児童13人が、伝統的な日本の正月文化である凧揚げと餅つきに挑戦しました。

 

凧揚げに使う凧作りの講師を務めたのは、六川目町内会の一戸実さん。また、協議会メンバーを中心に多くの地域の人々が前々から準備を重ね、この日も朝から交流会の運営を手伝いました。あいにく風が弱かったのですが、それでも走って凧を揚げる元気な児童たち。お昼は、昔ながらのうすときねで突いたもちを、あんこやきなこにくるんだり雑煮にしてほおばり、最後は日米の児童が互いにダンスや合唱を披露して親睦を深めました。