創作活動を最後まで諦めずにやり遂げ、手にした功績

2012子どもの「科学の夢」絵画展

2月24日、県立三沢航空科学館において、平成24年度の『三沢市少年少女発明クラブ』の閉講式が開かれました。

『三沢市少年少女発明クラブ』とは、少年少女に科学の面白さや創作活動に打ち込む充実感、ものづくりを通して探究する喜びを体験してもらおうと、市教育委員会が平成13年に設立した団体。市内在住の小学3年生から中学2年生までを対象に、毎年、年度初めに小中学校へ募集案内を送付し、会員を募っているとのことです。

同クラブは、県立三沢航空科学館を主な会場として、年間を通じ、身近にある材料を使った科学工作や、未来の科学の夢をテーマにした絵画・作文などの創作活動を実施。1年間の集大成である完成作品を、ロボットコンテストなどの各種大会に出展し、成果披露することで会員のチャレンジ精神を養います。

 

数々の大会で多くの会員が入賞を果たした、今年度の『三沢市少年少女発明クラブ』。活動の締めくくりとして行われたこの日の閉講式では、同クラブの石坂会長から、会員約20人に修了証が、各種大会入賞者17人に表彰状が手渡されました。石坂会長は、「大人では思いつかないような、素晴らしい発想による作品の数々でした」と驚きを話し、また、同クラブの活動を振り返りながら「皆が集中して最後まで諦めず努力してきたからこそ、今回のようなすばらしい結果につながったのです」と会員の功績をたたえていました。

▲逢坂 悠樹くん(木崎野小6年)

    優秀賞(科学の夢大賞)受賞

▲根岸 孝之新くん(岡三沢小3年)

特別賞(日本原燃株式会社社長賞)受賞

第54回青森県発明くふう展(学生の部)

▲小出 宇弘くん(岡三沢小6年)

優秀賞(日本弁理士会会長奨励賞)受賞

第14回青森県・げんねんジュニアロボットコンテスト

▲(左から)吉見 祐くん(一中2年)

      吉田 匡志くん(堀口中2年)

      上級部門準優勝(三沢市Aチーム)