多様化する災害にも対応できる新車両を配置

消防本部では、消防車両整備事業として、市内各消防団に配置されている消防車両のうち、老朽化した車両を更新整備。今回は、新森地区の消防団第14分団に新たな小型動力ポンプ付積載車を配置しました。

同分団にはこれまで、19年にわたって同型の車両が配置されていましたが、新たに配置された車両は、従来の火災対応への特化を見直し、資機材の収納スペースを十分に確保。折り畳み式タンカーやはしごといった救助資機材に加え、チェーンソーなどの破壊器具も積載し、多様化する災害への対応が可能になりました。また、非常灯には電力消費の少ないLEDを採用し、車両バッテリーへの負担軽減も図られているとのことです。

 

運用開始となる3月15日、この新車両配置に伴う式典が消防本部庁舎において行われ、消防団第14分団の団員をはじめ、新森地区の町内会長らが出席。山本消防団長から細越第14分団長に配置書が手渡されたのち、屋外に移動して新車両のポンプの性能や積載している資機材が披露されました。