「ゆめ」に向かって、はじめの一歩

ゆめ推進事業の様子 9月9日、市内全小学校の5年生を対象とした『ゆめ推進事業』が行われました。これは、児童に将来(ゆめ)の職業を聞き、各分野で活躍する代表者をボランティア講師に招き『ゆめ』を実現するためのアドバイスをしてもらうものです。

 今回参加した450人の児童がゆめみる職業は、スポーツ選手やお菓子職人からアニメクリエイター、ペットのトリマー、農業、銀行員などなど、多種多様の33職種。20コースに分かれて『ゆめ』の先輩から講義を受けました。

 講義は、その職種の内容はもちろん、どうしたらその仕事に就けるのかといった具体的な内容も。子ども達は、40分または90分間、メモ用紙にぎっしりと書き込みながら(授業以上に?)真剣に講義を聞き、率直な質問をしていました。

 

ゆめ推進事業の様子 服飾デザイナーを『ゆめ』みる蛯名眞唯さん(三川目小)は、「デザイナーにも種類があるなんて知らなかった。かっこいい女性服のデザイナーを目指します」と話し、講師の神睦子さんは「子どもたちは思っていたよりずっと将来の職業のことを考えていました」と嬉しい驚きだったとのこと。家でチャーハンを作りながらコックを『ゆめ』みる山本優音くん(岡三沢小)は、「少し考えていたものと違ったけど、努力すればなれるんだと思った。やっぱりコックになりたい」と話してくれました。

 自分の『ゆめ』に向かって、しっかりと一歩ふみだした子ども達。その眼は力強く輝いていました。