春の関西へ、速くて快適な空の旅

青森県南および岩手県北地域の空の玄関口として広く利用されている三沢空港。平成22年から運休となっていた三沢・大阪線の就航が、3月31日から再開することが決定しました。

これまで大阪に行くためには乗り継ぎを経て、約3~4時間かかるものでしたが、再開した就路を利用すれば約半分の所要時間で到着可能になったとのことです。就行再開に先駆け、日本航空(株)、(株)ジェイエアらが、三沢空港発着のチャーター便で行く、関西2泊3日の特別記念ツアーを企画。3月29日、同空港ターミナルビルにおいて出発式が開かれました。

 

観光とフリー、2つのプランで催行された今ツアー。観光プランは、『大河ドラマ「八重の桜」ゆかりの地である京都散策と水の都・大阪の旅』と題し、清水寺の情緒ある街並散策や、ライトアップした夜の大阪城公園・天守閣の観覧など、関西の特色あふれる観光日程が組まれました。一方のフリープランは、料金に応じて大阪、神戸、京都の中から宿泊施設を選ぶことができ、自由気ままな関西の旅が満喫可能とのことでした。

 

この日、出発のため三沢空港ターミナルビルに集まった69人のツアー参加者を前に、三沢空港振興会の会長を務める種市市長があいさつ。「航路を維持していくためには、多くの皆様にご利用いただくことが最も大切なこと。今回に限らず、今後ともご利用いただきたいと思います」と空港振興に期待を寄せながら、ツアー参加者を笑顔で見送っていました。